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ライヴスタイル上映決定! マイケル・ジャクソン THIS IS IT@立川シネマ [映画]2010-01-17 [映画 アーカイブス]

 DVDの発売まで、あと10日。劇場での上映が終わってしまう「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」で新たなイベントの情報が…。日本一の音響を誇る立川シネマ・ツーで、ライヴスタイルの上映会を催すことになったようだ。スタンディング、歓声、口笛OK!なのだとか。ようするに上映の邪魔にならなけらば何をしてもいいということ?

 天使が「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」を観ながら密かにしていること。まず一緒に歌う。もちろん声に出せないので心の中で。特にジャクソン5のメドレーと最後のMan in the Mirror、I can't stop loving youのジュディス・ヒルのパートなどなど。

 Billie Jeanの最後の決めポーズ、Billie Jeanその他での掛け声?、I'll Be Thereで手をふるとか、「ワン・ツー・スリー、マイコー」に参加するとか。Man in the Mirrorの最後でWe love you allのアメリカ手話を一緒にやったりとか。周囲の観客に気がつかれないように地味にやっていたのだけれど、このライヴスタイル上映会なら、遠慮なく全部できる!

注意書きに曰く

まるでライヴハウスのように、立って騒いでをOKにする上映です。
 
スクリーンが見づらい場合もあります。ご了承ください。

通常ではありえない大音量で上映いたします。体調などにはご注意ください。

一度だけ体験した立川での音響は素晴らしいものだっただけに、それをはるかに超え体調に注意しなければなれない大音量って…。たぶん空前絶後の上映になるに違いない。通常料金1,200円でサイリュームをプレゼントというのも良心的だ。チケットは19日(火)よりウェブ予約/窓口販売開始なのだとか。

しかし

1月22日(金) 22:10~(終了目安24:10頃) *都条例により18歳未満不可
あの~、平日の22時までに立川へ行くなんて無理なんですけれど…。仕事あるし。23日(土)だったら絶対行くのに~。最後のチャンスなのに、なんとかならないのかなあ!

 あんまり悔しいので、もうひとつの聖地であるTOHOシネマズ六本木ヒルズを予約した。劇場は違うけれどジャパン・プレミアの行われた場所?でもあるし…。これで最後になるかも。


2010-01-17 09:09
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17回目  マイケル・ジャクソン THIS IS IT [映画]2010-01-13 [映画 アーカイブス]

 昨年、立川と川崎をハシゴして以来の「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」を隣街のシネコンシネリーブル千葉ニュータウンへ観にいく。雨の日の火曜日のレイトショーということもあって、シネコンで3番目の収容人数の劇場ながら入場者は10名程度の寂しい入りだった。スクリーンは大きいし、立川並みの音響で、なかなか楽しめるのだが、陸の孤島のような場所なので車がないと行けないので雨の日は厳しいようだった。

 年末から年始にかけて『ライブ・イン・ブカレスト』のDVD、『マイケル・ジャクソン HIStoryツアー・イン・ミュンヘン 1997 』、『ワールド・プレミアム・ライブSP マイケル・ジャクソン~デビュー30周年コンサート~』を観た。マイケル・ジャクソンのパフォーマンスはいずれも素晴らしいものだったが、デビュー30周年コンサートに出演したBilly Gilman の歌う "Ben"を一番興味深く観た。

少年時代のマイケル・ジャクソンを彷彿とさせる歌唱力で驚いた。ネズミと少年の友情物語の映画『ベン』のテーマ曲をマイケル・ジャクソンは歌っていたのだった。『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』にもネズミがでてくるわけだったのだ。

 それにしても少年歌手の生命は短いもので、このBilly Gilman も何処へ行ったやら?クリスマス・ソングのアルバムを出して消えてしまったようである。クラシック界にもアレッド・ジョーンズなんてアイドルもいましたっけ。それに比べれば、キング・オブ・ポップとして大成功したマイケル・ジャクソンは希有な存在なのだと思った。

 さて、毎回何かしら楽しみというか、注目すべきポイントを持って観るのだが、今日はバックダンサーで誰が一番なのかと考えながら観た。やはり目を引くのは、マイケル・ジャクソンの画面に向かって左側で踊っている黒人ダンサーである。中央で踊るだけあって、ダンス力はずばぬけて素晴らしい。同じ振付でもひと味もふた味も違うのである。

 最後のMan in the Mirrorが素晴らしいのは相変わらずだが、前半の楽曲、特に死の直前と思われる映像は、いずれも素晴らしい。残念なのは、観客の前で歌うことができなかったことである。マイケル自身の無念さを思うと泣けてくる。ライブ映像を立て続けに観ただけに余計にそう思うのかもしれない。愛する観客の前で、歌い踊らせてあげたかった。あと、もう少しのところまで来ていたのに、返す返すも残念でならない。


2010-01-13 00:54
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アバター 3D版 [映画]2009-12-31 [映画 アーカイブス]

解説: 『タイタニック』のジェームズ・キャメロン監督が12年ぶりに発表した、最新の映像技術を駆使して作り上げたアドベンチャー大作。ある衛星にやって来た人類と、その星にもともと住む者たちによる激しい戦闘を、迫力の最新3D映像で見せる。出演者は『ターミネーター4』のサム・ワーシントンほか、キャメロン監督とは『エイリアン2』以来久々にタッグを組むことになるシガーニー・ウィーヴァーら実力派が顔をそろえる。構想14年、製作に4年をかけたキャメロン監督による壮大な物語と斬新な映像美に酔いしれる。

あらすじ: 下半身不随になり、車いす生活を送るジェイク(サム・ワーシントン)は、衛星パンドラにやって来る。彼は人間とナヴィ族のハイブリッドであるアバターに変化を遂げ、不自由な体で単身惑星の奥深くに分け入って行く。慣れない土地で野犬に似たクリーチャーに襲われていた彼は、ナヴィ族の王女(ゾーイ・サルダナ)に助けられる。

同じ映画を何度も続けて観ることのない天使…。それなのに、今年は「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」を16回も観に行ってしまった。千葉で4劇場。神奈川で1劇場。東京で2劇場。行く先々の映画館で毎回予告編を観ていたのは、この「アバター」という映画である。それ以外の映画でも必ず見せられたので、予告編だけでも20回以上は観ているはずである。

 予告編もいろいろなバージョンがあるらしく、映画を観る前から、いろいろなことを知ってしまったような気になっていた。友人のブログに取り上げられていたので、重い腰をあげて観に行くことに。まあヒットはしているだろうけれど、そんなに混んでいないのではないかという予想は見事に外れ、天使の街のシネコンのレイトショーは超満員だった。いくら年末だとはいえ、3D版での上映なので正規料金よりも200円お高いのに、この大盛況。さすが大ヒット映画『タイタニック』のジェームス・キャメロン監督の最新作である。

 さて映画が始まると、3Dメガネに馴染めないのと、人間関係?の展開がもどかしくて、なかなか画面に集中できなかった。ようやく後半になって、人間とナヴィ族の戦いが始まる頃から、映画の世界にドップリとつかって気にならなくなったのはなにより。見た目の仕掛けや驚きの映像の数々で圧倒されるのだが、お話自体はいたってシンプル。さすが世界的なヒットを狙うだけあって、どうしたら万人に受け入れられるかという職人技?が冴えている。

 映画のタイトルがなかなか出てこないので、見落としたのかと思ったら最後の最後に…。映倫マークがド真ん中に浮かび上がって驚いた。科学の力で誕生したアバターと同様のことが、大自然の力?というか神?のような存在によって実現したところで「アバター」という題名が出てくるとは、なかなか洒落た趣向で、そのあたりに、この映画のテーマが隠されていたようである。

 この映画は、やはり3Dで観る方が面白そうである。友人の忠告通り劇場の前の方に陣取ったので、視界いっぱいに画面が広がり、なかなかの迫力。確かにIMAXシアターでの3D上映なら、もっと凄かったかもしれない。2Dではなく、やはり3Dをおすすめしたくなる。

2009-12-31 01:00
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のだめカンタービレ 最終楽章 前編 [映画]2009-12-26 [映画 アーカイブス]

解説: 二ノ宮知子の同名ベストセラーコミックをテレビドラマ化し高視聴率を記録した「のだめカンタービレ」が前後編の映画版になって登場。天才的なピアノの腕と独特な感性を持つヒロイン、通称・のだめと、一流の指揮者を志すエリート青年・千秋の恋と音楽に懸ける青春が展開する。上野樹里、玉木宏をはじめ、テレビシリーズのキャストが続投。フランスをはじめとする計5か国で撮影が行われ、新キャストも登場するなど、映画版にふさわしくパワーアップした内容が見どころだ。

あらすじ: プラティニ国際音楽コンクールでの優勝後、千秋(玉木宏)はルー・マルレ・オーケストラの常任指揮者に。早速オケの偵察に行く千秋だったが、まったくやる気の感じられない団員たちの態度を目の当たりにし、がく然としてしまう。一方、のだめ(上野樹里)はコンセルヴァトワール(音楽学校)の進級試験を控え、練習に励む毎日を送っていたが……。

原作は全く読んでいないし、テレビドラマもアニメもチラッと見ただけなので、人間関係が今ひとつ飲み込めないまま映画を観ることに…。コアなファンには、きっと容認できない部分もあったかもしれないが、意外に楽しめて退屈しなかったのが何よりだった。冒頭にウィーンの楽友協会ホールが出てきて千秋が指揮している場面が出てきてビックリ。普通の演奏会で、あんなに舞台へ花が飾ってあるはずもなく、映画的な嘘なのだが、ニューイヤーコンサート並みとはいわなくとも華やかさがでていてよかった。

 のだめの練習風景ではパリなのにYAMAHAのピアノ、千秋がパリの演奏会という設定で弾くピアノはBechsteinというのも突っ込みどころなのだが、クライマックスはパリならぬブラチスラヴァのレデュタ劇場で撮影されたというから、ピアノがベヒシュタインであっても不思議はないわけである。

 しかもルー・マルレ・オーケストラは、チェコのブルノ・フィルハーモニックだとか。オペラファンには、来日オペラなのに、全国各地を巡演するのでお馴染みのチェコ国立?ブルノ歌劇場オペラの本拠地のある街のオーケストラである。実は天使は、10年ほど前にチェコを旅したことがあって、ブルノも通りかかった。ホテルで食事をしたら魚料理にカニカマが使ってあって驚いたのを思い出す。もちろん演奏会にもでかけ、より音楽が身近にある感じで、日本のどこか気取った雰囲気の演奏会とは大きく違っていた。

 クライマックスで一曲ごとにスタンディングオベーションなど、日本の感覚では大げさに感じるかもしれない。パリあたりの都会の観客が、あんな反応をするだろうかとも思う。しかし、ヨーロッパの田舎街では大いにありえる現象で、天使も合唱団として彼の地の舞台に立ったときに、演奏が終わるとスタンディングオベーションされたことがあって、その時の感激が懐かしく思い出されたりした。

 この映画の特筆すべきは、音楽の選曲のセンスがよいことで、音楽監修をしているN響の首席オーボエ奏者である茂木大輔の功績は大きいとみた。開演前の劇場には、ベートヴェンの交響曲第7番が流れているし、全編クラシックが流れているというもの日本映画では珍しい現象である。千秋の常任指揮者デビューの演奏会で最初に演奏されるチャイコフスキーの「序曲 1812年」がなかなかの名演で、実際に大砲も撃たれるというのも面白く、興味深く聴いた。それに比べると、バッハも悲愴もあっけないのが、いかにも映画的な処理で観客を退屈させない巧妙な仕掛けなのだと思った。

 使用された楽曲は以下の通りである。モーツァルトの『トルコ行進曲』は、人気ピアニストであるラン・ランが弾いたとか。映画らしい豪華版である。演奏もさることながら、イヤホンガイド?のように千秋の語りで音楽の説明というか解説が入るので、なんだか音楽が理解できたように思えるので、広く人気が出たのも納得である。

1.ベートーヴェン交響曲第7番
2.デュカス『魔法使いの弟子』
3.ラヴェル『ボレロ』
4.モーツァルト『トルコ行進曲』
5.ドヴォルザーク『チェロ協奏曲』
6.モーツァルト『オーボエ協奏曲』
7.サラサーテ『ツィゴイネル・ワイゼン』
8.チャイコフスキー『序曲1812年』
9.バッハ『ピアノ協奏曲第1番』
10.チャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」
11.ベートーヴェン交響曲第5番「運命」
12.ガーシュウィン『ラプソディー・イン・ブルー』

 のだめも千秋も、実に特異なキャラクターだが、漫画が原作なので、いささかおふざけ気味なのも許せる。竹中直人のシュトレーゼマンだけは、テレビドラマの安直なキャラクターそのままで、とっても違和感があった。まあ、外国人役を無理矢理に日本人が演じているのだから仕方がない。テレビドラマを引き継いでいるわけであるし…。そうした中で、コンサートマスターを演じたマンフレット・ウダーツがなかなかの存在感で、素人らしいが好演していたように思う。


2009-12-26 00:37
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再上映ツアー マイケル・ジャクソン THIS IS IT @立川シネマ・ツー&IMAXシアター川崎 [映画]2009-12-22 [映画 アーカイブス]

 今日は前から計画していた「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」の最良の上映環境を巡るツアーを敢行した。地元の駅を7時30分に出発。船橋で総武線に乗り換えたのだけれど、通勤ラッシュにぶつかってしまい久しぶり満員電車を経験。三鷹までは中央線で行ったことがあるが、その先は初体験。電車の窓から雪をまとった富士山が大きく見えて驚く。東京もかなり西に来たのだと実感。そして降り立った立川駅周辺の立派だったこと。千葉市より都会だったかも。

 駅から映画館まではデッキを使ってデパートの脇を通るとすぐだった。立川シネマ・ツーのSTUDIO aでの上映。シネマ・ツーオリジナルサウンド「KICリアルサウンドシステム」というのがウリなのだそうで、コンクリートの床といい、ガラス張りの吹き抜け空間といい、近未来的なスタイリッシュなシネコンだった。座席にはひとつひとつ照明がついていて、まるでキャンドルのように美しかった。公開当時も話題になっただけに、是非とも最高の音響を体験してみたかったので2時間かけて遠征したわけである。

 スクリーンは上下左右の幕を取り外し、空中に浮かんでいるような感じ。スピーカーもスクリーンの裏側にあるのではなく、前面にでている珍しい形状。映画が始まる前に案内係のお嬢さんが出てきて携帯電話の電源を切ることなど注意事項をスピーチ。なんだか珍しいものをみたような感じだった。

 さて肝心の音なのだが、さすがに日本一の音響を目指すばかりでなく、「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」のために音響を再調整したというだけあって、迫力もあり、繊細な表現の再現、音の分離も申し分なしだった。シネプレックス幕張と良い勝負なのだが、現在上映中の劇場の中では間違いなく一番である。今まで聴いていた音はなんだったのだろうと思うくらい、次元の違う音が出ていた。その細部までのこだわりのおかげで、最後のMan in the Mirrorには、今までで一番感動したような気がする。「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」のファンは絶対に一度は立川へ行くべし。行かないと一生後悔するかも。

PCで予約すると、初回は窓口で100円支払いポイントカードを強制的に作らされる。クレジットカードで事前支払いができないので、窓口が混んでいる時間帯は、ぎりぎりだと間に合わない可能性もあるので注意。コンクリートの床は冷えるので寒さ対策も必要。トイレはスクリーン下手脇のドアにしかないので、全観客の注目を浴びる可能性があるので、これも注意。

 12時前に上映が終了して、南武線に初めて乗って川崎へ向かう。13時前に川崎へ到着。109シネマズ川崎のIMAXデシタルシアターへ直行する。IMAXシアターとはいうものの、普通のシネコンのスクリーンのある壁面を無理矢理に全部スクリーンにしてしまったという、ちょっと小振りなIMAXシアターである。それでも貴重なデジタル上映だけあって、画像が驚くほど鮮明なのは前回経験した通りである。今回も平日の昼なのに、ほぼ満員の盛況だった。驚異的なのは画像の美しさで最初のコロンビア映画のオープニングの映像の雲や虹が、あんなに鮮明に見えたことはない。22日まで4日間の限定公開だったので、なんとか間に合ってよかった。

 画面の隅々までクリアなので、マイケルの背後にいる人たちの表情もはっきり見えて、これまた間違いなく画像に関しては日本一の高水準である。何しろMJ航空のところで、お腹と一緒にチラッとみえてしまうオルテガ監督の下着のゴムの部分に書かれているロゴ?の文字が読み取れてしまうのだから、恐るべしIMAXデジタルシアターである。残念ながら立川シネマ・ツーの音響を体験した後では、音響は全てが物足りなく、音の分離も不明瞭で満足できなかった。なかなか上手くいかないものである。

 ほぼ1ヶ月ぶりに観る映画は、これまた新しい発見があって面白く飽きさせなかった。また都会らしく、川崎では終映後に遠慮がちな拍手があったのも微笑ましかった。

 自宅に帰ってからは、先日WOWOWで放送されたミュンヘンのライブ映像を楽しむことに。本当は隣町のシネコンに出掛けようと思ったのだが、さすがに同じ映画を1日に3度も観る気にならなかった。マイケル漬けの心地よい疲れに包まれた一日だった。


2009-12-22 00:19
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イングロリアス・バスターズ [映画]2009-12-14 [映画 アーカイブス]

解説: クエンティン・タランティーノ監督とブラッド・ピットがタッグを組んだ最強のアクション大作。ナチス占領下のフランスを舞台に、それぞれに事情を抱えたクセのある登場人物たちの暴走をユーモアたっぷりに描く。メラニー・ロランやクリストフ・ヴァルツ、ダイアン・クルーガーなど各国を代表する俳優たちがこれまでにない役柄を喜々として演じている。歴史的事実を基に作り上げられた、奇想天外なストーリー展開は拍手喝采(かっさい)の快作!

あらすじ: 1941年、ナチス占領下のフランスの田舎町で、家族を虐殺されたユダヤ人のショシャナ(メラニー・ロラン)はランダ大佐(クリストフ・ヴァルツ)の追跡を逃れる。一方、“イングロリアス・バスターズ”と呼ばれるレイン中尉(ブラッド・ピット)率いる連合軍の極秘部隊は、次々とナチス兵を血祭りにあげていた。やがて彼らはパリでの作戦を実行に移す。

天使の街のシネコン。12日の土曜日には、「ONE PIECE FILM ワンピースフィルム STRONG WORLD」の公開初日に、チケットを求める行列が劇場の建物を取り巻くほどの大賑わいだったとか。入場者プレゼントの「コミック零号」がお目当てだったようである。おかげで『イングロリアス・バスターズ』は、1日1回の上映に変わってしまって、あやうく見逃しそうになる。慌ててレイトショーにでかけたら観客はたった3人。う~ん、こう不人気では、面白いのに上映回数が減ってしまうのも仕方がないのかもしれない。

長い映画なのに、最後までグイグイと引っ張られてハラハラドキドキ。さすがにクエンティン・タランティーノ監督の最新作だけのことはあります。「面白さタランカッタラ返金します」のキャンペーンも、こんなに面白ければ実際に返金した人はいなかったのではないだろうか。

 フランスを舞台にした戦争物と思わせておいて、なんだか西部劇のような雰囲気のなかスタート。インディアンでもあるまいに、頭の皮をはぐユダヤ人のナチ狩りの特殊部隊など、やっぱり西部劇?しかも言語はフランス語、さらに英語、ドイツ語、イタリア語まで飛び出す国際色豊かな物。

 物語の展開には飛躍があり、余計な説明がなく、歴史的事実を力業でねじ伏せてしまうようなこともあるが、観ている内に引き込まれて本当のことなのかもと思い出すような始末。完璧にクエンティン・タランティーノ監督の術中にはまった感じである。

 ブラッド・ピットが最初にクレジットされるが、圧倒的な存在感でさらっていったのは、ランダ大佐のクリストフ・ヴァルツである。すべての言語を巧みに操るばかりでなく悪知恵が働き、残酷な怪物を演じていて素晴らしい。様々なサプライズが待っている映画なのだが、もう最後は驚くばかりの結末で、よく考えれば、ほとんどの人が死んでしまってハッピー・エンドではないのだが、最後の最後に観客の溜飲が下がるという仕掛け。ネタは書けないが、こんな映画を作れるのはクエンティン・タランティーノ監督である。脱帽です。お見事。

2009-12-14 23:46
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マイケル・ジャクソン THIS IS IT 再上映館決定! [映画]2009-12-12 [映画 アーカイブス]

 マイケル・ジャクソンの再上映館が決定したみたいです。
詳しくはこちら
上映時間や上映期間が決まっていないみたいですが、大晦日には日本国中で熱狂がくり返されることでしょう。楽しみです。

 天使の街のラジカセ並み音響のシネコンでは上映がなく、日本最高音響?のシネプレックス幕張でも上映がない。ガッカリ…。ただし天使の密かに愛するシネリーブル千葉ニュータウンでは上映があるらしいのでホッとした。これで毎日でも通える。

注目は「109シネマズ川崎」と「109シネマズ菖蒲」で期間限定(12/19~12/22)ながらIMAXシアターでのデジタル上映が実現することである。さらに、「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」のために音響を特別に調整したらしい立川シネマシティ&シネマツーでも上映があるらしい。たぶん21日と22日は、都内近郊の聖地を巡礼することになりそうである。

 11月27日が最後だと思って盛り上がったが、再び上映してくれるのは本当に嬉しい。マイケルのショービジネスに対する志の高さは賞賛にしてもしたりないほどである。だから今月歌舞伎座で上演中の宮藤官九郎の『大江戸りびんぐでっど』の安易すぎる「スリラー」のパクリ場面は絶対に許せない。マイケル・ジャクソンのファンは、あまり歌舞伎は観ないかもしれないが、歌舞伎ファンとマイケルファンへの冒涜以外の何もでもない。

渡辺保という高齢の演劇評論家は、自分のHPの劇評で

唯一面白かったのは「大江戸りびんぐでっど音頭」の総踊り。

と書いているが知らないということは恐ろしい。ゾンビが踊る安直な盆踊りみたいなものだが、振付やダンサーのフォーメーションはマイケル・ジャクソンを意識しているのはミエミエ。しかもご丁寧にムーヴィングライト4台でショボク盛り上げようとするから白ける。音響も最低で最悪。勘太郎はマイケルの物まねを達者に披露するが、観客のほとんどはソレが理解できなくて不発だったのが残念だった。

 2009年12月10日の朝日新聞の「声」欄に抗議の投書が載ったくらいである。その安直さは、マイケル・ジャクソンを知らない人にも理解できたようです。せっかくなので転載します。

 (前略)墓場からよみがえる「ゾンビ」の群れが踊るなど、異国のミュージカルのまねみたいだ。
 歌舞伎が伝統芸能の枠にとらわれず、新しい試みをすることに、私は反対しない。しかし、ものには限度がある。
 特に許せないのは、ゾンビたちを「ハケン」と呼び、面白おかしく派遣労働に就かせたことだ。心ならずも不安定な職にある人々が、どんな思いで見るか、作者も劇場も、思い至らないであろうか。
 私は見ているのが苦痛になり、芝居半ばで退席した。幕が下りないうちに席を立つなど、私の観劇歴にはなかったのだが-。

 この投稿者の68歳の男性には、是非「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」を観て欲しいと思いました。歌舞伎座の舞台で、いい加減な音楽と振付で踊られた「スリラー」もどきと違い、一流のダンサー達が魂をこめて踊った映像をご覧頂きたいと心から願います。

2009-12-12 00:35
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カールじいさんの空飛ぶ家 [映画]2009-12-09 [映画 アーカイブス]

解説: 『モンスターズ・インク』のピート・ドクターと『ファインディング・ニモ』の脚本家ボブ・ピーターソンが共同で監督を務める3Dアニメ。冒険家への夢をあきらめ切れずにいる78歳の老人に、驚きの出来事が巻き起こる冒険ロード・ムービー。カールじいさんの声を『アパッチ砦・ブロンクス』のエドワード・アズナーが、カールの相棒となる少年ラッセルの声を新人のジョーダン・ナガイが担当する。ピクサー初となる3Dデジタルでの作品に期待が高まる。

あらすじ: いつか世界を旅して回りたいと思っていたカールも、今や78歳。最愛の妻は亡くなってしまい、夢をかなえるには年を取り過ぎている。しかし、何と数千の風船を家に結びつけ、空高く飛び立つことに成功。カールは8歳の少年ラッセルとともに冒険の旅へと出発する。

 天使の街のド田舎のシネコンにも、ドルビー3Dデジタルシネマでの上映可能な劇場がある。最近のデジタル3Dの映画を初めて観た。入口で3Dメガネ?を受け取って劇場内へ。スクリーンには3Dに関する注意が繰り返し映しだされていた。恐る恐るメガネをしてみる。絵が飛び出しているようないないような微妙な感じ。「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」に行く度に見せられた「アバター」は、奥行き感があって、まるで別の予告編のようだった。

 「ノーモア映画泥棒」もデジタルだけあって、フィルム上映とは比べものにならないほどの高画質で美しい。これからは、こうしたデジタル上映が主流になっていくのかもしれない。最初は、その存在が気になった3Dメガネも物語が進むにつれ慣れたのか、居心地の悪さはなくなった。聞けばピクサー初の3D映画だったようである。
 
  さて映画の方は、宣伝の宮崎駿監督の言葉通り、映画冒頭にあった「追憶のシーン」が素晴らしかった。音楽だけで台詞もなく、二人の愛に満ちた生活、そして苦しみ哀しみ、二人の約束、そして別れを詩情豊かに描いていて素晴らしい。70年間?の出来事を描くには短い時間なのに涙があふれて嗚咽をもらしそうになった。そして最後の滝の上に立つカールじいさんの家の余情性の見事さ。大変深い表現で感心させられるばかりだった。

 その真ん中に挟まれた、カールじいさんの冒険?は、子供、動物、アニメらしい奇想天外さ、思い切った飛躍など、ピクサーらしい。娯楽映画に必要な要素のマーケティングが完璧だったのか、テレビゲーム世代の子供や大人にはピッタリだったかもしれない。絵が美しいのと、ドイツ系のおじいさんの造型が傑作で思わず見とれてしまった。どうしてアニメなのに、こんなに個性的な人物が描けるのか…。デフォルメされているのに、リアリティがありすぎる表情。あまりの見事さに何度も絶句しそうになった。物語の展開に対応して、登場人物と同じようにハラハラ、ドキドキできるのもよかった。

 ただ結末はあれでよかったのかどうか。長年の夢の現実を知ってしまい冒険から戻ったカールじいさんは、どんな気持で余生を送ることになるのか、少々心配になった。地域社会に融け込んで幸福な晩年を過ごして欲しい気がした。説明的ではないだけに、観客の想像力にゆだねる部分も多く、けっこう頭をフル回転して観ていたように思う。

 大人から子供まで楽しめるのは確か。それぞれの年代で共感できる場所が違うのだろうと想像する。映画に入り込んだので、3Dだったかどうか、あまり気にならなかった。昔の3D映画の感覚で、なんでもかんでも飛び出させようというのではない手法で作られているのも奥床しい。

 家が数千個の風船のおかげで飛んでいくなど面白すぎて美しくて、大昔のフーセンおじさんや、米国で気球騒ぎを引き起こした日本人の母親を持つ家族のことを思い出したりした。

2009-12-09 00:50
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再上映決定!マイケル・ジャクソン THIS IS IT [映画]2009-12-04 [映画 アーカイブス]

緊急リリース
映画「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」12月19日(土)よりアンコール上映、決定

 株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(所在地:東京都港区虎ノ門)配給、映画「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」は、10月28日(水)から日本公開を開始し、11月27日(金)、大盛況のうちにイベント限定上映としての一興行が終了いたしました。

 その後、多数のお客様からアンコール上映へのご要望が弊社に相次ぎ、また公開直前に25万枚以上のセールスを記録しました前売券の着券率がまだ低いことも鑑み、興行者の皆様のご理解、ご協力を賜り、12月19日(土)より、一部劇場にてアンコール上映の実施を決定するに至りました。

 劇場名や上映時間などにつきましては、詳細が決まり次第発表させていただきます。宜しくご理解の程、お願い申し上げます。

以上

プレスリリースを読んだ感想は、「う~ん、やっぱり・・・・・・。」
あれだけお客が入っていて打ち切りはないだろうと思っていたが案の定、再上映が決定したらしい。お正月映画が出揃ったこの時期に、よくぞ決断してくれたと思うものの、最終日に盛り上がり、昂揚した気分はどうしてくれる!という面もなくはない。大画面で最高水準の音響で、もう一度楽しんでみたいとも思うが、もう主な上映劇場が正月映画でブロックされている現状では、どうなるのだろうか。5劇場で14回観た経験からすると、やはり音響だけでも優れた施設を持った劇場で観てみたい。誰か「爆音映画」として上映してくれないかしらん。

天使が高校生だった頃、ロック・オペラ映画『Tommy トミー』が上映された。監督・脚本はケン・ラッセル。音楽監督はピート・タウンゼンド、 出演はロジャー・ダルトリー、アン・マーグレット、オリヴァー・リード、エルトン・ジョン、エリック・クラプトン、ティナ・ターナー、ジャック・ニコルソンなど。

上映するについては、特別の音響再生装置が日比谷スカラ座に設置されて公開された。たぶん多チャンネルで音量・音圧を上げた程度だと思うのだが、ロックの大音響が階下の宝塚劇場に響き渡り、観客から苦情が殺到。急遽音量を下げて上映されたというのを映画雑誌で見た。

なにしろ天使は田舎の高校生だったので、実際に日比谷では観ていないのだが、何故かサントラのLPだけは持っていた。公開からだいぶ経ってから、静岡有楽座で上映するというので、バスに乗り、電車を乗り継いで観に行った。そのときは、『レット・イット・ビー』『ザッツ・エンターテインメント!』のなんと三本立だった。番組を編成した担当者は、どういうチョイスだったのか・・・。

自分の街の小さな映画館と違って、静岡の七間町は映画街で映画館が何軒もあり、それだけでも田舎者は圧倒されていたのに、ステージの左右と後方にスピーカーがあって音が流れてくるのに感激したものだった。今から考えるとラジカセ並みの音質だったはずだが、ステレオで音楽が流れてきたことに心底驚いたのだった。それから30年以上。映画の音響は日進月歩。迫力ある重低音とクリアで繊細な音響が共存しながら劇場空間を埋め尽くす音響が実現しているのは、さすが21世紀?ではある。 

それなのに地元のシネコンは、20世紀の遺物のようなラジカセ並みの音響である。一応、サラウンドスピーカーがあるのに、全然鳴らないし、他の劇場では体感できた細かなニュアンスが全く感じ取れなかったのである。オペラ歌手と同じ名前の村を通り抜けていくシネコンは重低音が響き渡り、繊細さもあってド田舎なのに意外に充実していた。長嶋監督の実家の前を通っていくシネコンは、バランスもよく高水準だったし、シネプレックス幕張は噂通りの日本一の音響だった。都内の新宿ピカデリーも川崎のIMAXシアターも悪くはなかったけれど、千葉県の劇場群には負けていたように思う。

 DVDの発売も決定し予約も開始され、熱も冷めた時期に再上映が成功するかどうかはわからないが、まだ未見の人たちには是非とも、ご覧いただきたい映画である。歌舞伎座の宮藤官九郎の新作『大江戸りびんぐでっど』で、せっかく大工姿の勘太郎がマイケル・ジャクソンのダンスを巧みに踊っても、くすりともしない観客が大多数だったことが残念に思えた。もっともっと幅広い年代の人たちに知って欲しいのが願いである。


マイケルの歌う「Man in the Mirror」を聴いてもらいたいと思う。最後にマイケルが伝えようとしたことを知って欲しい。マイケルに対するの世間の偏見も変わって欲しいとも思う。もっとも天使も映画をみるまでは、「鏡の中の男」じゃなくて、外見だけなら一番変わったのはマイケル自身じゃん。と突っ込みを入れていたのだから偉そうなことは言えないのだが。上映劇場が早く発表されることを望みたい、大晦日には六本木あたりで盛り上がるのだろうと思うが・・・絶対に行けない。悲しい。                                       

2009-12-04 20:25
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なくもんか [映画]2009-12-01 [映画 アーカイブス]

解説: 幼いころに生き別れ、互いの顔も知らずに育った兄弟と、二人を取り巻く周囲の人々が織り成す人情コメディー。『舞妓 Haaaan!!!』の水田伸生監督、主演の阿部サダヲ、脚本の宮藤官九郎のトリオが再び顔を合わせ、不幸な生い立ちの兄弟の再会劇を、笑いと涙を交えて描く。お人好しの兄を阿部が演じるほか、人気お笑い芸人の弟を瑛太が、兄の幼なじみに竹内結子がふんする。家族のきずなをテーマにした、ハートフルな物語が感動的。

あらすじ: 無茶苦茶な父に捨てられ、幼少期に生き別れた兄・祐太(阿部サダヲ)と弟・祐介(瑛太)は、互いの顔も名前も知らずに成長する。祐太は、東京下町の商店街でハムカツが名物の店を切り盛りし、祐介はお笑い芸人として超売れっ子になっていた。そんなある日、祐太のもとに、初代店主の一人娘・徹子(竹内結子)が突然帰って来る。

観よう観ようと思っていたのに、「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」に夢中になっているうちに見逃してしまっていた。明日は会社を休んで、歌舞伎座の初日に駆けつける予定である。お目当ては昼の部に上演される宮藤官九郎の新作『大江戸りびんぐでっど』なのは言うまでもない。ならば、彼の脚本による新作映画も外せないということで映画の日の劇場へでかけた。

●昼の部(午前11時開演)
一、操り三番叟
二、野崎村
三、身替座禅
四、大江戸りびんぐでっど

演目は『大江戸りびんぐでっど』以外は目新しさはないが、なんと初日を前にして全席売切の大盛況で驚く。さすがにクドカン人気は根強い。いまだに昼の部の終演時間が16時15分と発表されているだけなのが不安材料といえば不安である。今夜あたりは徹夜で舞台稽古なのかもしれない。配役だけは発表されている。

 半助  染五郎
 お葉  七之助
 大工の辰  勘太郎
 根岸肥前守  彌十郎
 遣手お菊  萬次郎
 丁兵衛  市 蔵
 与兵衛  亀 蔵
 佐平次  井之上隆志
 紙屑屋久六  猿 弥
 和尚実は死神  獅 童
 石坂段右衛門  橋之助
 女郎お染  扇 雀
 女郎喜瀬川  福 助
 四十郎  三津五郎
 新吉  勘三郎

ほぼ全員出演の演目となりそうである。期待していいのか、どうなのか占う気持もあって客席に座った。

この映画は全編、天使の笑いのツボにはまって笑い通し。「なくもんか」の題名通り、全然泣けないのだが、これが笑い続けて最後にホロッとさせれば、商業演劇の作家になれるのだろうが、小劇場出身らしい小技の連発で、斜に構えた感じがなんとも素人っぽくていい。ネタバレになるので何も書けないのが残念だが、エコを取り上げて、遠慮がちな?一方で痛烈な批判になっていることに感心した。

リアリズムを廃し、徹底的にカルカチュアしているので、この映画を真っ正面からアレコレ言うのは間違いだと思う。ただ沖縄に舞台を移してからは、セットでの破調な感じがなくなり、少々トーンダウンしてしまったのが残念だった。阿部サダヲが好演し、いしだあゆみが最初は誰か判らないくらいに作り込んでいてというか年齢をかさねてしまっていて驚く。伊原剛志の父親の存在感が秀逸。


2009-12-01 23:37

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